2016年04月25日
クーラーボックススタンドをウッディに
コメ返した直後、
「まーいいか」にコメントが届きました
とメールが来て、分かっちゃいるけど、コメントが貰えたと思って『おっ!』反射的に一瞬喜んでしまいます。
コメント来すぎてコメ返大変だから、コメント欄閉じちゃおうかなぁ
なんていう日が来るまで、この脊髄反射は続くのでしょうか...
と、久しぶりの前置きを書いたところで久しぶりのDIYネタです。
あえて記事にはしていませんでしたが、私のInstaguramを見られている方や、近々のキャンプ記事の写真を細かくチェック(そんな人いるのか?)していた方はご存知でしょうが、最近の我が家のキャンプ道具(主にテーブル・ラック)は黒い鉄と木材の組み合わせに統一されつつあるんですね。
そこで、ざっと見渡してみると目についたのが、スチベルを乗せるクーラーボックススタンド。
コールマンのクーラースタンドを使ってます。
ガッシリした作りで中身満載のスチベル乗せてもビクともしないし、コンパクトに折りたためるし、機能的には何の問題もないのですが、いかんせんアルミ感満載なデザイン。
アイアンフレームラックと並べると、ちょっと違和感があるように思えてきて...
木製のスタンドや、スタンド代わりになるものを調べてみたのですが、スチベルの重さに耐えられそうで、コンパクトに収納できて、なおかつあまり高くないもの(←これ重要)となるとなかなか良いものが見つかりません。
『やっぱりこの構造に似た形で自作かなぁ』と思いつつ、コールマンのスタンドを眺めるのですが、折り畳みのジョイント部の構造をどうするかが課題。
使えそうな金具が市販されていないかググってみても、めぼしいものは見つからず...
更にコールマンのスタンドを眺める。
このジョイント金具使えばいいじゃん!
良いものができたらどうせこのスタンドはお蔵入りになるのだから、大事に取っておく必要ないしね。
というコトで、コールマンのクーラースタンドを木製に替える改造をやってみることに。

ハトメの部分を5mmのドリルでもんでやるとリベットが抜けます。

分解できました。
今回は左側のジョイント金具だけ使用します。
アルミフレームに戻したくなったら、リベットの代わりにビスとナットを使えば良さそうですが、1点だけ注意。
揉んでしまったリベットは使い物になりませんが、高さ調整の金具を引っ掛ける部分のリベットにはスペーサーが挟んであります。(写真中央の銀色パーツ)
アルミフレームに戻す可能性がある場合は、このスペーサーを捨てないで取っておきましょう。
このままジョイント金具を使っても良いのですが、

木に銀色は合わないと思ったので黒く塗装することに。
塗料はオキツモのワンタッチスプレー つや消し黒を使いました。
当然、クーラーボックススタンドは熱くなるわけでは無いのですが、マーベラスを塗装して以来、焼付塗装の塗膜の強さに惚れ込んでまして。
外で使うものですし、可動部っていうこともあり、塗膜の強さを買ってのオキツモワンタッチスプレーです。
それと、塗装前には忘れずにシリコンオフで脱脂を。

マーベラスの焼き付けで使ったブリキのゴミ箱が再登場。
アルパカの焼き網として買ったものの間違ってダブってしまい、出番が無かった丸網が丁度いい敷物になりました(笑)
ジョイント金具の準備ができたらフレームの加工に取り掛かります。

25mm角の桧材を使いました。
なぜ桧にしたかというと、材料を買いに行ったホームセンターで売っていた25mmの角材が桧だけだったから(笑)
まぁでも、桧という選択は悪くなかったかなと。
私でも加工できる堅さの割にはそこそこ強度もあり水にも強い。
25mm角にした理由は元のアルミフレームの太さと同じ、という事は言わずもがなですね。
あと、オリジナルのスタンドは一番下に設定しても高さがちょっと高いと感じたのと、奥行きが長すぎたので、クロスする角材を4mm短くし、橋渡しになる角材はスチベルがちょうど乗る41cmに詰めてみました。
角が切り立ったままだとプラスチックのジョイントに嵌らないので、アルミフレームと同程度に角を落としてRをつけます。
お次は角材の塗装。
耐水性や耐候性を考えるとニス塗が良いんでしょうけど、ワトコオイルを使いだしてからは、オイルステンの乾燥の速さ(というか、触っていけない時間の短さ)と手軽さでニスを使う気にならなくて。
今回、更に手軽に使える半固形タイプのブライワックスを試してみようと思ったのですが、欲しい色がホームセンターで品切れでした。
と、ブライワックスの棚の下段に

アンティークワックスなるモノを発見。
これも半固形でブライワックスよりも安かったので、アンティークワックスを試してみることに。
大嫌いなサンディング作業の後
スポンジでアンティークワックスを塗り塗り。
いや~、こりゃ楽だ。
薄~く塗って余分をふき取り、30分乾燥させて、きれいな布で磨くだけ。
今回は2回重ね塗りしてみました。
塗装(って言うのかな?)後、ジョイント金具用に穴を開けました。ちなみに、穴径は5.5mm。
もっとちなむと、
S字のジョイント金具の中心はM5の35mmビス。
プラスチックのL字のジョイント向けにはM5の40mmビス。
ジョイント金具と角材を止めるビスはφ4.1mm 16mmの平頭の木ネジ。
をそれぞれ使用しました。
あとはビスとナットで組み立てていくだけ。
で、完成したのがこちら。
ジョイント金具は黒にしておいて正解でした。
スチベルを乗せてみる。
正直、これだけ見ると、アルミのスタンドの方が赤いスチベルとマッチするような気もしないでもない(汗)
この辺は実際に他のラックと並べてトータルで見てみないといけませんね。(←現実を直視できない...)
まぁ、工作欲も満たせたし、最悪元に戻せるという事で良しとしますか。
その場合は、桧の角材は高い薪になりそうだなぁ(笑)
まさかIGよりブログで先にネタばらしとは・・・不意を突かれました(^^)
ていうか、これはもはやお金取れるレベルでは??
次はタープかテントの自作ですかね??
いつか私のマーベラスも塗装お願い致しますm(__)m

本体を丸ごと黒く塗るかと思ったら
まさかまさかの金具だけとは!
まさに目からうんこ・・・違った、うろこ。
さすがです!
今度僕をkatsumushiさん好みの色で染めてください(笑)

私も使ってる同じような仕組みのアルミベンチを木に変えようかと思ったのですが、重くなりそうで諦めました。
重量的にはどうですか?
これ、上に布貼ったらスツール兼滑り止めになって良さそうですね。

私もこのタイプ持ってるから真似しよーっとブログ覗いたら…
結構難しそうじゃない…
作り方手取り足取り教えてくださいm(__)m
にしても、これ一気に流行りそうね(^^;)
カツムシ君も時の人か~…

気持ち的には同時にUPしたかったのですが、眠くて無理でした(汗)
いえいえ、素人の自己満足なので、とてもお金なんかいただけるレベルじゃありませんよ。
マーベラスの塗装ですか、まずは、ひでじさんとは飲み屋以外でお会いしないといけませんね(笑)

今回はちょっと変化球です。
うんこは、人前では目から出さないように注意してください。
好みの色で染めると変人になっちゃいますが、いいですか?(笑)

重量は、元の2kgから1.4kgになりました。
全体的にちょっと詰めたのとロック金具をオミットしたので、その分軽くなったんでしょうね。
滑り止めはグッドアイデアですね。
ただ、スツール代わりにおっさんが座ったら、バキッといきそうです(汗)

DIYに慣れない人だと、ちょっと面倒かもしれませんね。ドリル要るし。
でも、もうひとつのウッドよりもこっちのほうが簡単かな。
ま、いつでもお手伝いします。
いや~、実際やる人そんなにいないでしょう。
私はいつまでも日陰者なのでご安心を。
え、別に心配してないって?(笑)

あ、ご無沙汰しましたw
桧かぁ。SPFでも高いと思ってる自分には絶対手が出ないですね。
こないだ高級木材SPでオットマン作ったので、真似っ子して金属部分をツヤ無し黒で塗ってみることにします...♪*゚

嬉しい人からコメントがきました。
お久しぶりです。
文中にも書いたんですけど、ピッタリ寸法の角材が桧しかなかったんですよ。
安い赤松は24mm角でした(涙)
色塗りしたやつは何らかの形(ブログ,IG,現物)で見せてくださいね~

腰痛防止?
別になくても良くない?

他のものもこの調子で木化しましょう。
教科書通りのお答えをすると、地面の熱気が伝わってしまわないようにというのと、コショウさんが言うように取り出しやすくするためだったり、汚れ防止だったり。
ぶっちゃけ回答は、
直置きだとプロキャンパーっぽいから。
まぁ、カッコつけですな。

角材切って穴を開けるだけなので、それ程加工工数&精度が要らないのがイイですね。
ジョイント金具だけどこかに売ってないですかねえ。
