まーいいか

ほんとうに気持ちいいキャンプ場100新装版 [ Be-pal編集部 ]

に載っています。
また、よく読ませていただいている、センスの良いブロガーさんも多く訪れていて、かなり期待できる場所。




今回利用したのは、管理小屋前エリアのK-1サイト。

規定のチェックイン時間は午後1時なんですが、今回の1泊を満喫するためにデイ料金を払って10時にチェックイン。




K-1サイトは、管理小屋前エリアでは炊事棟の逆側に位置し、南側が開けていてエリア内では一番展望がイイ場所。




区画サイズは12m×12mくらいですかね。
隣のサイトとの境界は、植込みはもちろんロープ等での仕切りも特に無く、サイトの看板の延長線上が目安となります。
広さは十分あるので、隣の人と浸食したとかでトラブルになる心配は無いでしょう。
ただ、開けている分日陰も無いので、真夏は相当暑いかも。




全体写真を見て分るように、サイト一面にはきれいな芝が。
土の状態も固すぎず柔らかすぎず。
打つだけならペグは何でもOKだと思いますが、地形的に突然強い風が吹いたりするので、特にオープンタープの場合はVペグや長めのペグを使った方が吉でしょう。




今回のキャンプは展望を楽しみにしていたので、オープンタープ＋テントの組み合わせにしようかかなり悩みましたが、冷え込みが心配だったので、トルテュを持ち込みました。
保険でアルパカストーブも。




ところが、昼間は動き回ると半袖でも汗ばむ陽気。
トルテュの中に引きこもるのはもったいないので、トルテュの脇にテーブルとイスを広げて昼食。
ちなみに、メニューはコンビニの肉まんとから揚げです。（画づら的につまらないので写真はナシ）




サイトの前にはススキが生えていて、トルテュのキャノピーから渋川の街並みを一望するにはちょっと邪魔。




なんて言っちゃうと、無粋ですね(苦笑)
ススキも風景の一部として楽しみましょう。


それでは、定時チェックインのキャンパーさん達が来る前に場内を見ていきます。



なかなかにオサレな管理小屋炊事棟。
ちなみに、トイレ炊事場はここ1か所のみ。






炊事場は綺麗でオサレ。
こんな洒落た炊事場は初めて。
綺麗なのは、まだこのキャンプ場はできてからそれ程経ってないというのもあると思います。
このままの炊事場がキープできるかどうかは、管理人さんの手腕と我々キャンパーのモラル次第でしょう。




炊事場窓の取っ手もご覧のとおり。
管理人さんのセンスの良さが光ります。




その窓から、我が家をパチリ。
アーリーチェックインしなかったら撮れなかったショット。




男子小用は土足禁止となっています。




流石にウォシュレットはありませんが、トイレもきれいです。
ペーパーフォルダもオサレですねぇ。




炊事場の裏側、女子トイレを出た所に鏡付きの手洗い場。
この位置だと、炊事場シンクの配管と共通にできるので都合がイイですね。
男子トイレからだと、ぐるっと回ってくる形になるので少々不便ですが、まぁ、レディファーストですから。




次は、ミニチュアダックスのららの散歩ついでに、他のサイトの偵察。




中央エリア全景。
管理小屋前エリアと違い、各区画サイズも大きくなく、また木も多いので設営には頭を使いますね。
トイレからも距離があるので、ある程度キャンプ経験がある方が利用するのが吉でしょう。




西の高台からの東の高台の眺め。
左側に見える白い屋根の建物がバンガローで、右側に見える緑屋根が炊事棟。




西の高台の最端部、W-1からの眺め。
長めの良さでいえばキャンプ場1番だと思います。
一方、炊事棟からの距離は一番遠いですね。
眺望を取るか、利便性を取るか・・・
ちなみに、下に見える炉は基本的に各サイト標準装備ですが、管理小屋前エリアに炉はありません。
背の低い焚火台を使う場合は、管理人さん手作りのステンレスを貼った板が渡されますので、その上で焚火をすることになります。




中央エリアと西の高台エリアをつなぐ道の、途中の階段を上っていくとソロエリア。
4輪駆動のららはスタスタ登っていきましたが、ここは急で滑りやすいです。（実際、カミサンは滑って尻もちついてましたw）




東の高台エリア脇の道を進んでいくと獣道。
倒木で遮られていたので途中で引き返してきましたが、その先はどうなってるんだろう？




サイトに戻り昼寝したりボーっとしたり、各自のんびりしていると、街並みからポツポツ明りが点きだしました。




夕焼けは綺麗なのですが、台風18号が迫ってきているせいか、雲はどんどん厚くなっていきます。
星空はお預けのよう(涙)




星空はお預けとなりましたが、夜景は期待に応えてくれました。
自然の中なのに夜景が見えるキャンプ場ってそれ程無いですよね。
以前グリーンビュー丸山でも夜景は見れましたが、サイトが狭くお隣さんと近すぎて...




今回はのんびりを決め込んだので、夕食はご飯だけ炊き、前日仕込んだキーマカレーを温めなおすだけ。あとはサラダ。
といっても、キーマーカレーは我が家の人気NO1メニューなので、異論を唱える人間はいるはずもなく(笑)
ちなみに、キーマカレーの作り方はこちら。




夕方になり気温もグッと下がってきたので、食事はトルテュ内で。
トルテュ内からも夜景を見ることができ、ちょっとした展望レストラン気分(笑)


夕食が終わったら、お楽しみの焚き火タイム。



マシュマロを焼き焼き。
マシュマロは予め用意してきましたが、管理小屋でも売ってました。
流石、ワカッテル管理人さんが経営するキャンプ場です。
（以前読んだブログでは、キャンプ場の売店でマシュマロ売ってないか尋ねたら『何に使うんですか？』と言われたそうで）




焚き火と夜景、というのは意外な組み合わせですね。
でも、これはこれでアリかなぁ。

心配した気温はそれ程下がらず、結局焚火の暖だけで十分でアルパカを出すには至らず、シュラフの方も5℃対応品でちょっと暑い程でした。


－翌朝－

朝というか夜中というか、３時半にららの呼び声で目が覚めました。
どうやら、寝相の悪い子供達に蹴飛ばされたクレートがひっくり返っちゃったので、助けを求めているようでした。

救出ついでにららにトイレをさせようとトルテュを出ると、丁度雨がポツポツと。
予報では昼頃からの雨でしたが、どうやら予想以上に台風が雨雲を刺激したようです。

慌てて（かつ、そーっと）外に出しっぱなしの荷物をトルテュ内に避難し、再びシュラフに潜り込みました。

改めて5時半に起きだすと



雨は上がっていましたが、トルテュはびしょびしょ。
雲も厚く予報的にも晴れることは無さそうですので、これにてトルテュ乾燥撤収神話の崩壊が決定(涙)
あとは、再び雨が降り出す前に、どこまで撤収作業を進められるか・・・




朝食はお茶漬けと各種缶詰。
手抜きの極みです。

7時過ぎに朝食が終わったところで、再び雨がポツポツと。

終わった...


ここで気持ちを切り替えて、トルテュ以外の荷物は全て濡らさないようにラゲッジ内に積み、最後にトルテュだけルーフBOXに突っ込む作戦に変更。
1泊というコトでなるべく荷物を減らして来たのが、結果的に功を奏したようです。（アルパカは余計でしたが）

撤収を進めている間どんどん雨脚も強くなり、トルテュを積み込む頃にはワタシとカミサンはグチョグチョ。
それでも、荷物が少ないのと、皆で気合を入れて頑張ったおかげで、過去最速の9時半には撤収完了。

人間、やればできるもんだなぁ(笑)


くりの木キャンプ場、確かに気持ちいいキャンプ場でした。
我が家が好む、『景色が良く、ほどほどの低規格』にピッタリマッチして。


惜しむらくは星空に出会えなかったこと。
一度は撮ってみたい、

『お気に入りの幕から眺める、夜景の上に輝く星空の写真』

の最後のピースを埋めるためにも、くりの木にはまた来ようと思います。

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