探しが始まったのでした。
あ、ちなみにトルテュは良い幕だというのは間違いありません。
作りはしっかりしているし、細かいところに気が利いてるし、サイドウォールは雨風しっかり防いでくれるし。
まぁ、無い物ねだりで違うシェルターが気になったワケなのです。
オサレなシェルターと言えばまず思いつくのがノルディスクのレイサ(REISA)。
特に特徴的なのがクリア窓。
というか、トルテュProオサレじゃない説の出所はカミサンで、そのカミサンが『窓のついたレイサ素敵』と思ったところが出発点。
なので、レイサにしちゃえば終わる話。
レイサだったら、前記事で書いた白熊会芋蟲組的にもピッタリ条件に当てはまるし。
ところがどっこい、レイサにするには2点関門があって。
ひとつは、フライの色が緑という事。
シャドウキャスターを買ってから、アルフェイム、ムササビウイング焚き火Ver、焚き火タープコットンレクタ、そして一番の長寿のウェザーマスターSTドーム/270と、白というかサンドカラーというかベージュというかタンというか、まぁ白っぽい色の幕中心の構成なんですね。(他にビッグアグネスフィッシュフックがありますが、まぁあれはソロ幕なので)
オサレセンスが無い我が家的には、ここに緑を持ってきてバランスよくまとめる自信がありません。
もうひとつは、一緒にキャンプをさせていただくことが多いやまたねさんがレイサ6を持っているという事。
やまたねさん自身はテントがカブっても気にしないと言ってくれているのですが、自称天邪鬼のワタシ的には身近な人が持っているテントを後追いで買うのはつまらない。
実は、ふたつの問題を解決するシェルターがノルディスクあるのです。
それが、レイサの前モデルのピル(PIRU)
色はサンドだし、やまたねさんもピルは持ってない。レイサ6レガシーは持ってるけど(笑)
ところが、ピルは廃盤になってからずいぶん経っているのでどこにも在庫なんて無い。
中古でもめったに出てこなくて、出てきたとしてもレガシーが買えるほどの値段のようです。
それじゃ、やまたねさんとカブるのは目をつぶってレガシーでイイじゃんと言われそうですが、レガシーはポリコットンなんですね。
雨の日用のテント探してるのにポリコットンを選ぶほどチャレンジャーではありません(レガシー雨撤収の現場の惨状は目撃済みw)
ノルディスク以外に目をやるとローベンス(ROBENS)の
Double Dreamerなんかが良さげ
ただ、トルテュよりひと回りからふた回り小さいので「せまい~」とクレームが付くのは必至。
ROBENS、カッコイイんですけどね見た目も名前も。
仕切り直して探していくと見つかったのがヨーレイカ(eureka!)
ヨーレイカは小さいテントしかないイメージがあったのですが、ヨーレイカヨーロッパの方はトンネルタイプのラインナップが豊富なんですね。
HABITAT
(これは芋蟲みたい)
サイズ的にも、床面積的にはトルテュと同等以上ありそうだし(トルテュより細長い感じ)、取り外し式のバスタブフロアが付属しているからお座敷スタイルもできそうだし。
クリア窓はキャノピー上部とキャノピー脇の三角の部分になるのかな。
シェルター探しの震源地のカミサンに、HABITATをプレゼンしてみると「いいんじゃないの」とGOサインが出ました。
ただ、ヨーレイカヨーロッパのテントは調べた限りでは国内で取り扱っているところは無さそうな感じ。(タープのParawingはちらほら見るんですけどね)
個人輸入するしかないようです。
英語が拙いワタシはセカイモンに頼る事に。
丁度、15%オフのクーポンセール中(実質的にセカイモンの手数料がタダ)、新品のHABITAT RSが出品されていたのでそのまま落札。
ちなみに、HABITATにはフライの素材がリップストップポリエステルのRSモデルと、通気性リップストップポリコットンのBTCがあります。
とりあえずお金は置いておくとして、BTCの方が絶対素敵だと思うんですね。
でも、雨用シェルターという位置づけなので、涙を呑んでRSにした次第。
数日後、
「買ったテントどんなのだかもう一回教えて」とカミサン
HABITATの写真を見せると
「どこが窓になるの?」
「キャノピーのところの上側と、キャノピーの脇の三角のところかな」
「あ、レイサの場所とは違うんだ...」
どうやらクリア窓に対する認識の違いがあったようです。
ワタシは明かり取り用だと思っていたので、とにかく開いてればいいんだろうと、クリア窓の位置については気にしてなかったんですね。
一方カミサンは、クリア窓の下にラックを置きその上にキャンプギアを並べて、外から見えるようにしたかったようなんです。
そうすると、レイサのような場所にクリア窓があると都合がいいと。
やっぱり、仕事も夫婦間もちゃんと手段と目的をキチンと把握しておかないといけないですね。
でも、落札しちゃったからにはもう後には戻れません。
若干やっちゃった感を抱きつつ、ヨーロッパから住まい(HABITAT)がやってくるのをドキドキしながら待つのでした。
3週間も・・・(笑)