2016年03月01日
ヨーレイカ ハビタットRS eureka! HABITAT RS
ヨーレイカ ハビダットRS(eureka! HABITAT RS)をセカイモンで落札したのが1/26
最短で届けば2/6のキャンプに間に合うかも?なんて考えてましたが、海外発送をナメてました。
出品者(ドイツのショップ)からアムステルダムのセカイモン配送センターに商品が届いた、とメールが入ったのが2/6の夜。そう、キャンプの最中。
そのメールにはオーバーサイズの為国際送料再見積り中と、見たくなかった一文も添えられて...
ギリギリ通常料金でいけると思ったんですけどねぇ。
まぁでもしょうがない、料金確定の連絡を待ちます。
待つこと4日、2/10の夕方に料金確定と銀行振り込みの連絡がきます。
おっと、翌日2/11は建国記念日で祝日じゃないの銀行振り込みできないじゃん。ここでまた1日ロス。
2/12 入金の確認メール。発送手続きを進めるとの事。
2/15 商品発送のメール。やっと発送だ!と思ってステータスを見ると『2/17 Shipping』ってまたここで足止め。
2/18 通関のお知らせメール。遂に日本上陸。国内に入ればこっちのモノ、翌日2/19には届くでしょ。20日の土曜には試し張りできるかも!
ところがどっこい、『らくらく家財宅急便』だからお届け日は別途連絡だって。
最後までヤキモキさせられます。
結局届いたのは2/20の夕方。
なんだかんだで、1ヶ月近くかかっちゃいました。
どこかのサイトで、『セカイモンはヤフオクの10倍日数が掛かる』と書いてありましたが、金言だと思います(笑)
「この日まで欲しい!」なんてモノは、十分に時間に余裕を見て落札しないと悲しい思いをすることに。
特に、オーバーサイズの可能性があるものはご注意を。
さて、愚痴はこれぐらいにして、ハビタットを試し張りしてきたのでそのレビュー記事になります。
『eureka habitat』で検索してもショップの通販記事ばかりで、ハビタットのレビュー記事なんてものは見当たりません。
メーカーのHPもあまり細部まで写っている写真は無いし。
しかも微妙に他の商品の写真も混じっているみたいだし。
結構ギャンブルの買い物でした。
あえて言おう!人柱であると!
送られてきたときはこの状態。
グレーの袋はポール
ポール袋をメインの収納袋に入れてみようと思いましたが、キツキツで入りません。
付属のペグはナゼか種類が豊富(笑)
左から、Vペグ×9,ピンペグ×12,プラペグ×7
早速、輸入品のテイストが漂ってきました。
Vペグとプラペグは奇数だし。どう使い分けろっていうのさ。(ちなみに、説明書のイラストはピンペグだけ)
まぁ、ソリステ(エリステ)使うから、付属ペグはどうなってようが全然困りません(笑)
ポールは全部で6本
うち2本は根元に赤と黄色に色付けされています。
ちなみに、ポールはヘリノックスチェアでおなじみのDAC製
緊急時のポール補修用パイプが付属しています。
これは有り難いですね。
フィッシュフックにも付属してましたが、海外幕には付属してるケースが多いのでしょうか。
幕体はこんな感じで1個もんとして畳まれています。
バスタブボトムとインナーテントは最初から取り付けられているようです。
それでは設営していきます。
一般的なトンネル型テントと同じだと思います。知らんけど Copyright c 2016 大空を自由に舞う小鳥 All Rights Reserved.
広げます。
スリーブにポールを通します。
ちなみにスリーブの入り口に色づけしてあるので、同じ色のポールを挿せばOK
メインの4本のポールを通したら
スリーブの先のグロメットにポールの先端を通して(キャンプあるある:初めて設営するテントって、ポールにテンションかける時異様にドキドキするよね~)
寝室側の方の裾をペグダウン。(テープが左右で黄色と赤に色分けされているけど、何か意味があるのだろうか・・・)
よいしょっ!とポールを立ち上げ、前側の裾をペグダウンして立ち上がりました。
あとは、その都度ガイロープ等をペグダウンすればOKですが、その前に最後のひと仕事が残ってます。
サイドの出入り口の上部にポールを通して
庇ができました。
これのおかげで、ちょっとした雨ならメッシュにできますね。
庇は、デザイン的にもお気に入りポイントです。
小躍りしながらぐるっと一周。(小躍りは特にしなくても問題ありません)
ん?
あれ?
クリア窓の位置が、商品写真と違ってるじゃないの。
商品写真は前側の三角窓の部分なのに対して、実物は三角窓と出入り口の間の部分。
まぁ位置的には、カミサンが望んだレイサのクリア窓に近くなったので結果オーライ。
でも、これってどういうコト?
う~ん、海外製品テイス(ry
横から見ると、前側(キャノピー側)の高さが一番高くなっています。
トルテュもレイサもそうなんですが、芋蟲タイプの多くの前側は低くなっているんですね。
なので、背の高い私でもキャノピー側から出入りをする場合は頭を下げないといけません。
一方、ハビタットはそのまま出入りできます。
正面や真後ろから見ると庇が耳みたいですね。
正面のメッシュ&クリア窓は目みたいだし。
朝起きたら目玉が描かれてたなんてことが無いように注意しないと。(押すなよ!押すなよ!の前フリではありません)
その他、外観の細かいところをチェック。
寝室側の下にはベンチレーションがあります。
テントのベンチレーションでよくある、つっかえ棒で隙間を確保するタイプ。
各スリーブの下端は袋状になっていて、束ねたガイロープを入れておけます。
個人的に、ロープとかコードとかがブラブラしているのは好きではないので、これは嬉しいポイント。
ですが、突然の天候の変化に備え、風が吹いていなくてもガイロープは真面目に張りましょうね。
いよいよ中に入ってみます。
バスタブボトムが取り付けてあるので、靴を脱いで上がります。
eurekaの他のモデルのyoutube動画では、西洋人らしき人が靴のままボトムの上に乗ってました。
家の中でも靴を脱がない文化圏の行動ですね。
私は抵抗があってちょっと無理。
というか、バスタブボトムを付ける時はお座敷スタイルと考えているので、靴を脱ぐのは当たり前。
むしろ、あちらの人が、ボトムの上でゴロゴロしているのを見たら頭おかしいと思うんでしょうね。
Why Japanese people!? OZASHIKI!
入り口を巻き上げる時に気づいたんですが、巻き上げた生地を留めるトグルがちょっと変わってます。
コードロックのようになっていて、長さが調整できるんですね。
これで、巻き上げた生地をキチッと綺麗に止めておけます。
ガイロープの袋といい、海外幕らしからぬ細かい気遣い(笑)
前側には2人用の吊り下げインナーが取付済み。
インナーのフックをフライのループに何ポイントで引っ掛けているのが一般的なシェルターのインナーですが、ハビタット(というかヨーレイカのシェルター)は手前の部分ぐるっとジッパーになってます。
黒い部分はメッシュになっていて通気性も確保されています。
ジッパーにすることのメリットは、
分かりません(笑)
中は大人二人が寝られる長さと幅はありますが、奥側は壁の傾斜がきついので、奥に寝る人は圧迫感がありそうです。
大人と子供のペアか子供用と考えておいた方が良いでしょう。
インナーの隅はバスタブボトムのフックに引っ掛けてテンションを保ちます。
バスタブボトムを使わない時は、ポールスリーブの先にリングがあるのでそこに引っ掛けます。
一通り写真を撮ったら前側のインナーを外します。
そして、家族4人の我が家。たぶん二度とこのインナーを取り付ける事は無いでしょう。
「お父さんと一緒に寝るの嫌だから、ひとりであっちで寝て!」
と言われない限りは。
その時は、ひとりで車中泊します...
シェルター選びの最大のポイントとなった、クリア窓を開けてみましょう。
正面のクリア窓は下2/3がメッシュになっているので、寒い時なんかにクリア窓の部分だけを開けようとしてジッパーを途中で止めると、こんな感じでだらんとなっちゃいます。
これじゃ風が入りまくりなので、ちょっといい方法を考えないといけませんね。
逆に、サイドのクリア窓の上部はメッシュになっています。
クリア窓だけ開けておいても換気ができますね。
メッシュまで全開にするとこんな感じ。
なかなかのスケスケ加減で視界良好。
逆にいうと外からも丸見えですね。イヤ~ん恥ずかしい。
恥ずかしついでにくるっと振り返って、後ろ半分を見ていきましょう。
メインのインナーテントは、入り口が左右に分かれていて、その間には小物入れがあります。
レイサもそうですが、海外のトンネルタイプのシェルターはこの構成が基本スタイルですね。
インナーの巻止めトグルは普通のタイプ。
これまたレイサと同じ、メインのインナーは中央に仕切りがある別居スタイル。
縫製の都合か、正確には仕切りは中央でなく、前から見て左側 (写真手前)の方がちょっと狭いです。(HPの写真を見ると140cmと150cm)
仕切りを開けてみました。
余程の事(どんなコト?)が無い限り、仕切りは開けて使うでしょう。
幅はトルテュのインナーより10cm狭い190cmですが、奥行きは逆に10cm広い230cm。
ほぼスクエアな形状ですので、トルテュのインナーより使い勝手はいいかもしれませんね。
高さは、身長167cmの私が入り口のところに立つと、インナーの天井に頭が着かないくらい。
トルテュでは頭が着いてしまった記憶があるので、高さもハビタットの方が高く、総合的には広い印象です。
ベンチレーションは下部サイドと上部。
下部のベンチレーションはジッパーで開閉できます。
入り口もメッシュにできるので、夏場でも灼熱地獄にはならないでしょう。まぁ、キャンプ地にもよりますが。
ベンチレーションの脇にはポケットが付いています。
私は寝る時に眼鏡や時計を外してポケットに入れておくようにしているので、あってホッとした装備です。
インナーの中から外を見てみる。
更にちょっと視線を上にやると入り口の角にループ(輪っか)が幾つか並んでいるのが見えます。
正しい使い道は分かりませんが、たねほおずき等のLEDランタンを吊るすのに良さそうです。
奥側の正対する位置にもループがあるので、ロープを通してもいいかも。
インナーを出て、もう少しシェルター中を捜索
たぶんこの穴から電源コードを通すのでしょう。
ただ、あまり大きな穴ではないので、防雨コードの、大きいソケット・プラグが通るかは微妙なところ。
そしてそのすぐ下にはまたポケットが。
壁や天井に沿ってベルクロテープが縫い付けてあります。
電源コードを固定する為のモノでなんでしょう。
当然天井中央にもループがあり、ライトを吊り下げられます。
電源サイトではバッテリーのLEDランタンではなく、AC電源のライトを使う手もありそうです。
ガイロープ収納袋もそうですが、ロープやコードをすっきり纏めるのに気が利いているヨーレイカ、大好きです。
メインのインナーも外します。
バスタブボトムは6cmくらい立ちあがっているので、お座敷スタイルでも多少の雨なら問題無いでしょう。
バスタブボトムは210DのPUコーティングポリエステルと必要十分だとは思いますが、アルフェイムのボトムと比べちゃうと薄く感じちゃいます。
汚れ防止や保護という意味でも、お座敷スタイルで使うなら別途グランドシートは敷いた方が吉かな。
幕の中の明るさですが、メッシュやクリア窓を閉めてもトルテュより全然明るいです。
逆に、トルテュのフライ210Dに対してハビタットRSは75Dと生地の厚さは1/3程度。
一般的なテントとすると十分な厚さですが、トルテュの安心感からするとちょっと物足りない感じ。
明るいっていうコトは、遮光性が低いっていうコト。
夏の暑さはどうでしょうねぇ・・・
ジッパーの無い出入り口部はゴムのループでテンションを張って立ち上がりが『クニャッ』とならないようになってます。
更にバスタブボトムも取り外します。
寝室部には『REAR THIS SIDE UP』の表記があり、取付時前後間違えないようになっています。
ジッパーの所は赤と黄色で色分けされていますが、左右間違えるようがないんじゃない?(笑)
二人用インナーの所に書きましたが、バスタブボトムを外した際、インナーのボトムはスリーブの先のループに引っ掛けられます
但し、メインインナーの後端だけは、バスタブボトム外すと引っ掛けるループが無くなっちゃいます。
とりあえずペグにプラのフックを引っ掛けてみましたが、無理するとフックが割れるかも。
ここも、今後考えないといけないポイント。
レイサもそうですが、両サイドのポールにテンションをかけるテンションベルトは取り外しできません。
これ、足を引っ掛けそう気になるんですよね。
一方、トルテュはペグダウンした後はベルトを外せます。(巻いたベルトを入れておける袋もあり)
ここはトルテュに軍配が上がりますね。
バスタブボトムを取ると地面との隙間は結構空きます。(バスタブボトムの立ち上がり分だけ隙間が空く)
この辺はレイサと一緒。
バスタブボトム付けていた時は幕内が暖かかったのですが、バスタブボトムが無いと隙間風が寒い・・・
う~ん、冬用にスカート作った方がいいのかなかぁ。
パッと見で判るようにハビタットの正面のキャノピーは中心で分割されているので
このように半分だけ開けることができます。
半分だけ開けて使う時あるかなぁ
たぶん無い気がする・・・
まぁでも、デザイン的にここに分割線があった方が締まって見えるからいいや。
キャノピーを跳ね上げてみる。
トルテュProのサイドウォールが恋しくなりました... (トルテュProはまだお嫁に出してないけど)
前面開口部の中心には、また用途不明のループが取り付けてあります。
ガイロープを張ってテンションを掛けるためのループかな?
せっかくなので
シャドウキャスターとドッキング。
(あ、シャドウキャスター張るの久しぶり。そろそろシャドウキャスター向きの季節かな)
全長10mを超えるので、フリーサイトか無印良品のような広い区画サイトのキャンプ場限定の張り方ですね。
そして、たぶんハビタットの中はがらんどうになるので、贅沢というか無駄というか。
ループで合体してるとはいえ、隙間があるので隙間から雨漏りするだろうし。
タープとの併用は他のスタイルも試してみたのですが、長くなったので、それはまたの機会に。
天気の予報はいまひとつで花粉も心配だけど、今週末はハビタットのデビューキャンプに行こうかな~
我が家もこのタイプを探してたんですが、なかなか良いのに巡り会えず(´Д` )
レイサも考えたんですが、最近は結構見るようになってきちゃったし・・・
天邪鬼な我が家は新幕探しも大変です(^_^;)
今度見せてくださいねー^^
このテントの名前でググったら1番に出るのを期待してますね⁉︎
ところで「庇」ってなんて読むんですか?
庇のためだけにポールを入れるのはめんどくせえな。
と思ったけど、かつむしさんは設営好きだから、でかいテントでも問題なしですね〜
目を書く準備をしておきます。
キャンプにマッキー持ってくの忘れちゃいそうヾ[・ω・`●]
洋幕のわりに(?)電源コード通す穴とか、シェラデザインにはない細かい気遣いがあるテントだなぁと。
ヨーロッパブランドとUSAの違いかな?
キャンプ記事が見当たらなくなってきたので、スカート作成記事でも楽しみにしてます
このタイプってヨーロッパじゃ一般的みたいですけど、レビュー記事もほとんど無かったりしてギャンブルですよね。
持っている方に悪いので記事内では書かなったのですが、レイサはよく見るので避けた、というのはあったりします。
(じゃぁ何でアルフェイム買ったの?というツッコミはスルーでw)
お互い、天邪鬼は大変ですね~(笑)
今度是非、見てやってください。
キャンプ記事書くより、こういう記事の方が性に合ってる気がします。
自然と、詳しい記事になっちゃいました。
まぁ、ググったら1番にもなっちゃいましたが(カタカナで入力)
庇はパポさんが教えてくれましたね。
私も、漢字で書けと言われたら自信がありません。
マッキーは忘れていいです。
ってか、せめて元通りにできるヤツにしといて~
漢字博士、ありがとうございます。
ヨーレイカの違うモデルは既に電気コードが通っているのもあったような。
どれだけ電気に気が利いてるんだか(笑)
でも、ヨーロッパも抜け作的なところはありますよ。
特に、ラテン系のフランスとかイタリアとか。
スカートは作ってみたいんだけど、思惑が外れたのでどうしようか悩んでます...
どっかで見せてください。
写真だとクリア窓とメッシュの区別が良くわかりませんでしたね。
わたし、ごっちゃになってました。
テントをお見せするのは例のキャンプのSSバージョンになりそうですね。
そろそろ企画ですかね。
結局、クリア窓とメッシュの場所は、内側のカーテン(っていうのかな?)を閉めた写真が一番わかりやすいですね(笑)
ヨーレイカ、2年前のパロインの時、他のお客さんが張ってたのを見せてもらいました。幕色がいいなぁ~♡と。カツムシさんのよりもう少し小さかったかな。
その後、別な海外幕が欲しくなったけど、トルテュがあるから浮気せずに持ちこたえてますよ私!(*^^*)
シロクマは別ですけど。
詳しいレポでカタログ以上。大変分かりやいので、次はうちが欲しいテントを買って下さい。なんせ翻訳してもサッパリわかりません(ToT)
フレーム周りのマジックテープはE!Power System用でしょうね。
確か上位のBTCはE!Power System対応だったと思います。
やっぱりHabitatはイイですねぇ。
この世代から出入口の庇が付いて屋根伝いに雨が幕内に侵入なっているし、Clearvuのおかげでフルクローズでも幕内は明るいし、なんたってLDK部分が広い!
難点はやっぱり価格かなァ。1,200ユーロはさすがに出せません。(>_<)
あぁ、あの時無理してでもTunnel Vision iRSを買っておくんだった…。(T_T)
あのパロインの時は私はまだヨーレイカ知りませんでしたね。
シロクマがギリ分るくらいで。
で、くぅさんにとって、シロクマは別腹なんですよね(笑)
翻訳なんて要りませんよ。
目をつむって『エイッ!』っとポチれば、明るい未来がやってきます。
たぶん...
そうそう、E!Power Systemです。
照明だけじゃなくサーキューレーターとかも想定してるんですよね。
とりあえず、活かせるような器具を作ってみました。
ザッと計算してみたら、ハビタットのインナー外した面積は、アルフェイム19.6と同じくらいでした。
アルフェイムと同じように、インナー無しのお座敷スタイルで体感的な広さはどうかすごく気になります。
『無理してでも買っておくんだった』のお気持ち、よ~く分ります。
数年前の円高の時の海外幕の値段知っちゃうと、今なんて馬鹿なことしてるんだろうと思いますからね(笑)