クーラーボックススタンドをウッディに
ナチュログの設定でブログにコメントがあるとメールでお知らせが来るようにしているのですが、自分のブログにコメ返した場合もお知らせが来るんですよね。
コメ返した直後、
「まーいいか」にコメントが届きました
とメールが来て、分かっちゃいるけど、コメントが貰えたと思って『おっ!』反射的に一瞬喜んでしまいます。
コメント来すぎてコメ返大変だから、コメント欄閉じちゃおうかなぁ
なんていう日が来るまで、この脊髄反射は続くのでしょうか...
と、久しぶりの前置きを書いたところで久しぶりのDIYネタです。
あえて記事にはしていませんでしたが、私のInstaguramを見られている方や、近々のキャンプ記事の写真を細かくチェック(そんな人いるのか?)していた方はご存知でしょうが、最近の我が家のキャンプ道具(主にテーブル・ラック)は黒い鉄と木材の組み合わせに統一されつつあるんですね。
そこで、ざっと見渡してみると目についたのが、スチベルを乗せるクーラーボックススタンド。
コールマンのクーラースタンドを使ってます。
ガッシリした作りで中身満載のスチベル乗せてもビクともしないし、コンパクトに折りたためるし、機能的には何の問題もないのですが、いかんせんアルミ感満載なデザイン。
アイアンフレームラックと並べると、ちょっと違和感があるように思えてきて...
木製のスタンドや、スタンド代わりになるものを調べてみたのですが、スチベルの重さに耐えられそうで、コンパクトに収納できて、なおかつあまり高くないもの(←これ重要)となるとなかなか良いものが見つかりません。
『やっぱりこの構造に似た形で自作かなぁ』と思いつつ、コールマンのスタンドを眺めるのですが、折り畳みのジョイント部の構造をどうするかが課題。
使えそうな金具が市販されていないかググってみても、めぼしいものは見つからず...
更にコールマンのスタンドを眺める。
このジョイント金具使えばいいじゃん!
良いものができたらどうせこのスタンドはお蔵入りになるのだから、大事に取っておく必要ないしね。
というコトで、コールマンのクーラースタンドを木製に替える改造をやってみることに。
ジョイント金具(L字のパーツはプラスチック製)はリベットでアルミフレームに接続されているので、リベットを外す必要があります。
ハトメの部分を5mmのドリルでもんでやるとリベットが抜けます。
分解できました。
今回は左側のジョイント金具だけ使用します。
アルミフレームに戻したくなったら、リベットの代わりにビスとナットを使えば良さそうですが、1点だけ注意。
揉んでしまったリベットは使い物になりませんが、高さ調整の金具を引っ掛ける部分のリベットにはスペーサーが挟んであります。(写真中央の銀色パーツ)
アルミフレームに戻す可能性がある場合は、このスペーサーを捨てないで取っておきましょう。
このままジョイント金具を使っても良いのですが、
木に銀色は合わないと思ったので黒く塗装することに。
塗料はオキツモのワンタッチスプレー つや消し黒を使いました。
当然、クーラーボックススタンドは熱くなるわけでは無いのですが、
マーベラスを塗装して以来、焼付塗装の塗膜の強さに惚れ込んでまして。
外で使うものですし、可動部っていうこともあり、塗膜の強さを買ってのオキツモワンタッチスプレーです。
それと、塗装前には忘れずにシリコンオフで脱脂を。
マーベラスの焼き付けで使ったブリキのゴミ箱が再登場。
アルパカの焼き網として買ったものの間違ってダブってしまい、出番が無かった丸網が丁度いい敷物になりました(笑)
ジョイント金具の準備ができたらフレームの加工に取り掛かります。
25mm角の桧材を使いました。
なぜ桧にしたかというと、材料を買いに行ったホームセンターで売っていた25mmの角材が桧だけだったから(笑)
まぁでも、桧という選択は悪くなかったかなと。
私でも加工できる堅さの割にはそこそこ強度もあり水にも強い。
25mm角にした理由は元のアルミフレームの太さと同じ、という事は言わずもがなですね。
あと、オリジナルのスタンドは一番下に設定しても高さがちょっと高いと感じたのと、奥行きが長すぎたので、クロスする角材を4mm短くし、橋渡しになる角材はスチベルがちょうど乗る41cmに詰めてみました。
角が切り立ったままだとプラスチックのジョイントに嵌らないので、アルミフレームと同程度に角を落としてRをつけます。
お次は角材の塗装。
耐水性や耐候性を考えるとニス塗が良いんでしょうけど、ワトコオイルを使いだしてからは、オイルステンの乾燥の速さ(というか、触っていけない時間の短さ)と手軽さでニスを使う気にならなくて。
今回、更に手軽に使える半固形タイプのブライワックスを試してみようと思ったのですが、欲しい色がホームセンターで品切れでした。
と、ブライワックスの棚の下段に
アンティークワックスなるモノを発見。
これも半固形でブライワックスよりも安かったので、アンティークワックスを試してみることに。
大嫌いなサンディング作業の後
スポンジでアンティークワックスを塗り塗り。
いや~、こりゃ楽だ。
薄~く塗って余分をふき取り、30分乾燥させて、きれいな布で磨くだけ。
今回は2回重ね塗りしてみました。
塗装(って言うのかな?)後、ジョイント金具用に穴を開けました。ちなみに、穴径は5.5mm。
もっとちなむと、
S字のジョイント金具の中心はM5の35mmビス。
プラスチックのL字のジョイント向けにはM5の40mmビス。
ジョイント金具と角材を止めるビスはφ4.1mm 16mmの平頭の木ネジ。
をそれぞれ使用しました。
あとはビスとナットで組み立てていくだけ。
で、完成したのがこちら。
ジョイント金具は黒にしておいて正解でした。
スチベルを乗せてみる。
正直、これだけ見ると、アルミのスタンドの方が赤いスチベルとマッチするような気もしないでもない(汗)
この辺は実際に他のラックと並べてトータルで見てみないといけませんね。(←現実を直視できない...)
まぁ、工作欲も満たせたし、最悪元に戻せるという事で良しとしますか。
その場合は、桧の角材は高い薪になりそうだなぁ(笑)
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