<入院日数について>
手術しようと決めて胆嚢摘出手術で調べていた際、『腹腔鏡手術なら日帰りも可能』なんていうのをよく面していたので、手術の予定を説明され入院日数が6日と聞いて正直「長くないかい?」と思いました。
でも、実際手術を受けてみると、手術当日はとても動ける感じではなく、翌日も動くのがちょっと厳しい、翌々日はまぁまぁ動ける感じでした。
それも、バリアフリーが完全な病院だから自由に動けなくてもなんとかなりましたが、これが自宅だと色々と不都合があったでしょう。
また、手術後も胆汁漏れを起こすケースもあるらしく、術後の問題がないことが確認できるまではすぐ対応してもらえる病院に居たほうが安心だなと。
下世話な話ですが、多くの健康保険は1ヶ月の医療費は高額医療費自己負担限度額で上限が抑えられるので、入院日数が長くなっても負担金として増えるのは食費ぐらいなものですし、生命保険の入院給付金保障が付いている場合入院日数が長い方がもらえるお金も多くなりますし。
結果的に私は6日の入院が丁度いい長さでしたが、若い方はもっと短くてもいいかもしれませんね。
もしかしたら、私が手術した病院も年齢によって入院日数を変えているのかもしれません。
<回復室で思ったこと>
手術当日編、手術後1日目編でも書いた術後の苦痛ですが、肉体的な痛みより、ただ寝てなくてはいけないということの方が辛かったです。
その『ただ寝ているだけが辛い』というのを分析してみると、情報の入力が何もないことに気がつきました。
特にスマホの登場により、常に何かしらの情報を受け取っていることが当たり前の状況になっています。
まぁ、スマホは極端にしても、通常の生活を送っている場合、家にいればTVを観たり(当然PCやスマホも)、仕事に行けば仕事なんて情報や行動の入出力で成り立っているようなものだし、外に出れば人と話すこともあるし、ただ散歩しているだけだって景色が目に入ってくる。
ところが、色々とチューブやらコードやらをつけられてただ寝ているだけだと、情報の入力が極限に少なくなるんですね。
あまりにも情報に飢え、ナースステーションから漏れ聞こえてくる会話に耳を傾けたり、終いには足につけている血栓防止のマッサージ機の動きのリズムすらありがたく感じるようになり(笑)
スマホがなかった頃はもう少し情報がない状態への耐性があったのかもしれません。
なので、今、死ぬことと同じくらい恐ろしいのが、独房に入れられ何もすることがない毎日を過ごさないといけないような事態になること(笑)
<費用について>
これから胆石手術を考えている方は一番気になることかもしれませんね。
私のケースを書いてみます。
【手術前の検査費用】
合計:23,090円
内訳
・採血+CT検査 9,970円
・エコー+胃カメラ 5,270円
・MRI(MRCP)検査 7,850円
【手術入院費】
合計:571,810円 → 3割負担保険適用後 188,830円
→ 高額医療費自己負担限度額で更に減額されますが、収入により額が変わるので割愛
内訳
・入院料 151,240円
・手術費 246,130円
・麻酔 79,780円(←意外と高い!)
・医学管理等 52,090円
・その他投薬注射検査等 37,250円
(上記は保険適用)
・食事療養費 5,320円(多分8食分)
<当て逃げされたジムニーについて>
当て逃げされて自分は何も悪くないのに修理費を払うのが腹立たしくなり、自分で修理することにしました。
幸い塗装は剥げていなかったので、ツールを購入しデントリペアに挑戦。
素人作業なのでまだ凸凹していますがじっくりと直していきます。
上手くいったら記事にしようかしら(笑)
もし、胆石やそれらしい痛みでお悩みの方は、是非早めに診察されることをお勧めします。
私は幸運にも胆嚢の軽い炎症で済みましたが、手術せずにもっと放置していたら胆嚢炎になったり開腹手術になっていたかもしれません。
経験者はおわかりでしょうが、あの胆石の痛みというものはそれはそれは恐ろしいもので、入院中は辛いこともありましたが結果的には手術して良かったなと思っています。
最初から読んでいただいた方、長い間お付き合いいただきありがとうございました。
これで胆石との戦い記事は終わりです。
もうしばらく手術記事はいいかなぁ(笑)
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