軽井沢キャンプクレスト

katsumushi

2016年05月31日 00:02

GW後半は5/3~5/5の2泊3日で軽井沢キャンプクレストに行ってきました。
前半に行ったカンパーニャ嬬恋とは同じようなエリアになります。
軽井沢・嬬恋方面はうちから下道で行ける距離なので、高速がGW渋滞になっても何とかなりそうっていうのがポイントです。
この辺りはエリア的に好きだってのが一番のポイントですが。

天気予報では中日の5/4に雨となっていて、しかも全国的に暴風らしい。
ところが軽井沢あたりの予報を見ると風はそれ程強くないらしく、風速5m/s程度。
決して弱くはないのですが、キャンプを中止するほどではありません。
そんな天候の中、頭を悩ませたのがテント選び。
これから夏のキャンプシーズンに入ってくると、暑くてアルフェイムは張りづらくなります。
ポリコットンだからというより、アルフェイムの構造上、風が抜けないというのが大きいです。
また、アルフェイムは年始のC&C以来張ってません。(雨続きの為)
なので、お久しぶり&しばらくお別れの張収めでアルフェイムを持って行きたかったのです。
撤収日は晴れ予報だからいいかなぁとも思ったのですが、吊り下げインナーを持っていない我が家の場合、アルフェイムだとお座敷スタイルになります。

お座敷スタイル → テントの出入りが面倒なので滞在中はサンダル履き → 雨 → サンダルだと足がべちょべちょ → アルフェイムの中がべちょべちょ

ワンコ → ミニチュアダックス → シャコタン → 雨 → お腹までべちょべちょ → アルフェイムの中がべちょべちょ

アルフェイムの中がびちょびちょになるので昼間はオープンタープの下で暮らす → 暴風雨 → オープンタープの下でびちょびちょになる → アルフェイムの中に逃げ込む →アルフェイムの中がびちょびちょ

色々シミュレーションした結果、アルフェイムの中がびちょびちょになるのが確定。

というコトで、今回もまたハビタットのお世話になることに。
雨キャンプ用として購入したハビタット。良くも悪くも大活躍です(笑)
お供のオープンタープは、久しぶりのシャドウキャスター165。
これまた遮光性的に真夏は辛いタープなので、まだ日差しが強くない時期に連れ出してあげないといけません。

そんな幕選びをしながら積み込みを終え、7時過ぎには自宅を出発。
それなりにGW渋滞が始まっていたので、東松山から関越道に乗って本庄児玉で一度降り、再び吉井から上信越道に乗るルートを選択。
結果的にこれが早道だったかどうかはよく分かりませんが、途中、軽井沢キャンパー御用達のTSURUYAで買い物をしても12時過ぎにはキャンプ場に着いたので良しとしましょう。
TSURUYAと言えば、この日の混みようは異常でした。
地元の方だけでこれほど混むんですかねぇ。それともキャンパーを含めた観光客がこぞって来ているのかしらん。




管理棟にチェックインに行くと(正規のチェックイン時間は14時)、「もう入っていいけれど、前泊の人が撤収作業していてもうすぐ出るので隣のA8サイトに車を停めて待っていてください」とのこと。
ちなみに我が家に割り当てられたのはA7サイト。
言われた通りA8サイトに車を入れると、A8サイトの前に停まっている車から怪訝な顔をして男性が歩いてきます。

男「あの~、どこのサイトを予約されました?」

か「A7なんですけど、A7の人がまだいるからA8に停めておけって言われたんですよ」

男「うちA8なんです」

か「あ、そうなんですか、すみません直ぐ出します」

男「あ、いや大丈夫ですよ」

か「いえいえ、動かします」

なんてやり取りの後、ひとまず開いていたA6サイトに車を移動。
A8の方がイイ人だったから良かったものの、危うく図々しいヤツになるところでした(プンスカ)

そんなプチトラブル(でもないか)がありつつも、1時間ちょっとで設営完了。
ハビタットはひとりで立ち上げまでできるのでその分カミサンが別の作業ができ、トルテュより設営時間の短縮ができますね。




ハビタットの庇とシャドウキャスターがイイ感じでオーバーラップできたので、雨に濡れることなく出入りができます。
サイトの広さはHPによると10m×10mとの事ですが、サイトによって若干広さに幅があるようです。(ハビタットの長さからして、たぶん間口は10m無い)
我が家のA7サイトは狭めだったような気がするのは、隣の芝生は青いってこと?




芝生と言えば、キャンプクレストの草原サイトはキレイな芝生が売りになっています。
ということで、ペグ打ちはしやすく、テント付属のプラペグでも大丈夫でしょう。
但し、たまにソリステでも打ち抜けない石が埋まっているので注意が必要です。




まだこの時期の軽井沢の夜は冷え込むのでハビタットはスカート仕様に。
これまでは、マジックテープという名の両面テープ張り(両面テープの付きが悪く、張る度にマジックテープの両面テープを貼りかえているのでマジックテープの体をなして無い)でしたが、今回からは目玉クリップで留める事にしました。

設営が終わったらお昼の支度。




といってもTSURUYAで仕入れたカップラですが、何か?
お腹が空いたときに、お湯がすぐ沸くジェットボイルは助かります。
もうキャンプでは手放せない存在に。






お昼を食べたら場内を散策。
※ここから暫くの写真はキャンプの間撮ったもので、時系列と撮った写真の日時はバラバラですがお気になさらずに




BBQハウス
我が家はそもそもBBQあまりやらないのでキャンプ場に施設があっても利用したことないのですが、BBQやるって決めてきた人には屋根付きのBBQハウスがあると安心ですね。




BBQハウスの脇には石窯がありました。
申し込んだりするとピザが焼けるんでしょうか。



炊事場は、奥の対面2箇所がお湯が出ます。




管理棟
色々な種類の樹木の薪が売っていましたが、夜は風が強くなりそうだったので、今回のキャンプはノー焚き火で我慢することに。




管理棟の奥はゴミステーション。
ゴミの分別はビン・カンと燃えるごみだけ。
ペットボトルも燃えるごみです。
キャンプで細かいゴミの仕分けは大変なので、分別が簡単なのはかなりポイント高いですね。




そのまた向こうがシャワー&トイレ棟




トイレはそれなりにキレイでしたがここ一か所だけ(だと思います)なので、フルサイトになるとちょっとキャパが的に厳しい感じ。




アスレチック
子供連れには嬉しい設備ですね。
朝から晩(ホントに21時くらい)までグループっぽい子供達がずっと張り付いて遊んでました。
うちの子は知らない子供の中にはグイグイ行けないタイプなので、結局3日間指をくわえてみてました。
残念...




キャンプサイト風景
写真は撤収日のチェックアウト時なのでテントはまばらですが、連休中日はフルサイトでした。
キャンプサイトは芝生の上にラインが張ってあるだけで、隣のサイトとの仕切りはありません。
つまり、プライベート感はほぼゼロ。
昔の我が家だったら、ちょっと嫌なシチュエーションですね。
今はむしろ、『うちのサイト見て~』なメンタルなのでウェルカムです。




キャンプ場マップによると8月限定でリバーサイトが開かれるようなので、それらしいところまで斥候を出します。




だだっ広いところに出ましたが、草がボーボーでサイトの面影がありません。
オープンするときに草を刈るのでしょうか。
それとリバーサイトと言いつつ、川の気配がありません。




一段降りたところに川が流れていました。
といえ、ここにテントは張れなそうなので、上段のスペースがリバーサイドなのでしょう。
ただ、辺りを見回しても水道やトイレらしきものがありません。
となると、トイレと炊事場はテントサイトまで戻らないといけなさそう。
距離にして300~400mくらいはありそうだし、途中坂道だし、途中の坂道は明かりはたぶん全くないし、リバーサイトはなかなかにハードな環境のようです。

サイトに戻り、適当にだらだらしたら夕飯の支度。




といってもTSURUYAで仕入れた中華惣菜に冷凍チャーハン炒めただけですが、何か?
ビバ!TSURUYA!

夕食の後空を見ると星が出ていたので星空の写真でも撮ろうと思ったのですが、このキャンプ場は『ナイター野球でもやるの』というくらいの強烈な照明がキャンプ場の中心を照らしてます。
まぁ、照らされているところはランタンが無くてもいいので便利っていえば便利なのですが、星空を撮るには正直邪魔。
消灯時間には消えるので、それまで待っていたら雲が広がってしまい、この日の星の写真はお預けに。

やることなくなっちゃったし、早起きして疲れたので、23時前にはシュラフに潜り込みました。



-2日目-



予報通り雨の朝
雨に濡れずに外の様子がチェックできるのは窓付きテントの美点。
まさに、雨家族の我が家のためにつくられたようなテント(←んなワケない)

雨は雨で嫌ではあるんですが、インスタグラムのフォロワーさんの投稿をチェックすると、強風によりあちらこちらでテントやタープが崩壊している様子。
幸いここはほとんど無風状態だったなので、そういった意味では雨だけで済んでラッキーだったのか。




朝食は、太陽と海での陰険キャンプで作った餅ピザをファミでも振る舞ってみました。ネタ元はmiyukingさんブログですが、完全に自分のものにしちゃってます(汗)

特にやる事もないのでテントの中でノンビリしていると、これまた予報通りお昼前にピタッと雨が止みました。
すると今度は風が強くなってきます。
シャドウキャスターが風にあおられてグロメットにテンションがかかり、幕体がかなりかわいそうな状態に。
ここは無理せず、タープは畳むことにしました。




これはこれで気持ちいい青空リビングですね。
雨降りがデフォルトの我が家は、常に屋根の下にいないと不安っちゃ不安なのですが(笑)




アウトドアデイジャパンの先着権利でGETしたネイチャートーンズのロングラックに、板を取り付ける改造をしたりして、有意義な時間を過ごします。
ちなみにニトリの赤いポットは、ジェットボイルの台頭により今回のキャンプでは水を入れることはありませんでした。
引退の危機です(笑)




赤いスチベルとのマッチングが危惧された改造クーラースタンドは、見慣れたせいかそれ程違和感を感じなくなりました。




これまたネイチャートーンズのバーカウンターを仲間に加えたラックは、ハビタットの中ではこんな感じで収まりそうです。



2日目のお昼は、1日目よりちょっと真面目に作ります。
冷凍たこ焼きを油で揚げたものと




揚げパン
ダッチを持ってくるの忘れたので、6インチ鉄スキで1個ずつチマチマ揚げます。




茶色いお昼(笑)
揚げパンはきな粉ではなく、ココアをまぶしたのとホイップを挟んでみました。


お昼を食べたら夕食の準備



今回のキャンプのテーマはグルキャンの対語のファミキャンでなく、ファミリーキャンプ。
というコトで、実は我が家のキャンプでは初めて作る、キャンプ料理王道のカレー。
キーマーカレーでもなく、2日目風無水カレーでもなく、いたって普通のザ・カレー。

そしてこれまた初の、子供達にキャンプ飯を作ってもらいます。
ね、ファミリーキャンプっぽいでしょ。




カレーの仕込みが終わったら、またノンビリします。
3日目の撤収から帰ったら夕方塾がある長男は、塾の宿題を済ませます。
勉強しなきゃいけない子供をキャンプに連れ込んで、なんと酷い親なのでしょう...

ま、それはそうとして(←ほどんど反省していない)
風は弱くなる時間帯もあったのですが、思い出したようにまた強く吹いたりして、結局再びシャドウキャスターを張る事はありませんでした。




子供達が作ったカレーは火加減がちょっと強く、ところどころ焦げが。
まぁ、いかにも子供達が頑張って作りました感が出て、これはこれで味がありますね。


2日目の夜は消灯時間後に星空が見えたので星空撮影に挑戦。



軽井沢の割(ディスっているわけではありません)には空が明るく、満足度はもうあと一歩と言ったところでしょうか。




そして、軌跡写真は南の空を撮ってしまうという痛恨のミス。
面白みに欠けた、微妙な写真になってしまいました。



-3日目-



風も納まり、気持ちのイイ快晴の朝。

朝ご飯は当然残りのカレー。

朝食が終われば涙の撤収作業に取り掛かります。
ハビタットのインナーの中を片付け終えたところで、ちょっとお遊び。




本当、はシャドウキャスターの下にこんなリビング作りたかったんだよなぁ。
ま、これはまた次回キャンプのお楽しみということで。




撤収作業中、ふとアスレチックの方に目をやると、次男(赤T)が友達を作ってました。
滑り台の上で着かず離れずな距離感が、なかなかイイ感じです。
ちょっとほっこりした、今回のキャンプお気に入りの一枚です。

そんなこんなで、チェックアウト時間の11時ちょうどに撤収完了。
周りではまだ撤収作業をしている方もいて、比較的インアウトの時間は緩めのキャンプ場のようです。
(チェックイン時も1時間程早く着いてもアーリー料金取られなかったし)


今回は雨風で100%キャンプを楽しめたわけではありませんでしたが、なかなか良いキャンプ場だったと思います。
芝生が気持ちよく、子供達も遊ぶところがありグルキャンがやり易いサイトレイアウトなので、いつかグループで来てみたいところですが、軽井沢でキャンプしてくれる人いないんですよねぇ。




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