国産モモブロックが100g 498円
オーストラリア産モモブロックが100g 158円 (共に値引き前)
何と、3倍以上の価格差!(ちなみに、100g 500円の肉なんて、特別なお祝いか特売品じゃないと買えませんw)
見た目で既に、肉の色が違います。
国産の方が赤味が強いですね。
あ、ちなみに私、肉についての知識は全くありません。
なので、肉の色が違うと、味にどう影響するのかはサッパリ・・・
ともかく調理に取り掛かりましょう。
まず肉を常温に戻し、塩コショウを。
塩コショウが馴染んだら、フライパンで表面をジュッと焼き固めます。
奥の直方体がオーストラリア産、手前の三角柱が国産。
どちらからもいい匂いが。
粗熱が取れたら肉を真空パックに。
条件を揃えたいので、1枚のパックに両方入れちゃいました。
尚、真空パック器が無い方は、ジップロップに肉を入れ、ストローで中の空気を吸いだして、疑似真空状態にしても良いようです。
次にお湯の用意。
お湯は熱湯ではなく、70℃位で抑えておきます。
肉は65℃を超えると急に固くなるので、熱湯は厳禁。
炊飯ジャーに真空パックした肉を入れ、肉が浸かる位にお湯を入れます。
炊飯ジャーを保温にし(保温ですよ。炊飯にしたらダメですよ)、38分待ちます。
この時間設定は炊飯ジャーの保温温度(炊飯ジャーによって多少異なります)、肉の大きさ、気温によって微調整が必要。
これはもう経験するしかないですが、一般的には、ローストビーフだと40分~50分の間で
しょうか。
今回は、それぞれの肉の大きさが250gと小さ目だったので、若干短くしてみました。
それに我が家は、やり過ぎて固くなるよりは、若干血が滴ってても柔らかい方が好みなので。
設定した時間になったら、炊飯ジャーから取り出し、真空パックのまま冷水に浸け余熱を取ります。
仕上がりが気になるところですが、肉が温かいうちに切ると肉汁が出ちゃうのでまだ我慢。
私の場合、冷蔵庫に入れて1時間以上置いておきます。
いよいよカット。
写真を撮り忘れちゃいましたが、食べ比べにはもってこいのベストに近い火の入り加減♪
肉を切っていると、
足元にららが。
肉を切っていると、肉の匂いがするんでしょうね。
目からキラキラ光線出しながら伏せしたりお座りしたりして、マンツーマンディフェンスでピッタリマーク(笑)
ちなみに、ローストビーフのようなあまり味付けをしない肉料理の時は、おすそ分けしてドッグフードにトッピングしてあげてます。
『後で美味しいの出てくるから、もう少し待っててね』
切り終えた肉はこんな感じ。
左半分が国産、右半分がオーストラリア産。
生の時の色味をそのまま引き継いで、国産の方が赤味が強い。
また、国産の方が若干ジューシーです。
肉を切っている時の感覚も違っていて、国産の方が包丁がスッと入っていきました。
但しこれは、肉を切る時の繊維方向もあると思うので、食べた時の固さとは一致しないかもしれませんが。
で、お味の方は
まず、包丁の感覚の通り、やっぱり国産の方が柔らかいです。しかも、ただ柔らかいだけじゃなくて、肉の繊維が細かいというか、国産は歯ごたえが心地イイ。
味自体についても、国産の方が肉の味がシッカリしていて、牛肉食べてる感が強いです。
結果的には結局、『高い肉はやっぱり美味しい』でした。
ところが、食べ進めていくうちにオーストラリア産の方はどんどん美味しくなってくるんです。肉の旨みが強くなってきて。
国産の方も美味しくはなるんですが、オーストラリア産の方が美味しく振り幅が大きい感じ。
この経験は何度かあって、食べ始めた頃は味がしなくてどうしようもなかった肉が、食べ終わる頃にそこそこ美味しくなるんですね。
このオーストラリア産の最後の追い上げを考えると、『3倍の値段の差までの味の違いは無いかなぁ』というのが正直なところ。
ただ、絶対的には国産の方が美味しいのは確実、年に1,2回、ハレの日には奮発してみよっと。
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