まーいいか

GWも終わってしまい、ものすごーく今更感はありますが、先月の4月22日に月の裏側で飲みましょう(通称月裏)へ参加しに、某河原まで行ってきました。

今回から、諸事情によりしばらく月裏を欠席していたsonic-zさんが久しぶりに復帰されるのです。
sonic-zさんと言えば、ワタシが初めて月裏に参加した際、ビバーク状態になっていた面子の前にタープ2張りを持って現れた救世主。
その他にも、野宴鍋で温かいおでんを作ってくれたり、寒さで震える体に横に剛炎を置いてくれたり、モチを焼くのに炭火を貸してくれたりと、河原での快適装備王なのです。

自宅から河原に出発する前、そんなsonic-zさんにLINEで訊ねてみると、タープは持って出たとのコト。
という事で、タープはsonic-zさんにお任せし、自分用の最低限の装備だけ車に乗せて出発しました。
そんなワケで、残念ながら今回は命(タマ)を取るか取られるか、もとい、タープを張るか張らないかのヒリヒリしたやりとりは無しです。

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ネット情報によると、鶏モモの皮をパリッと上手に焼くには、フライパンが冷たいうちに肉を投入する、とあったので実践してみました。

皮がちびパンに貼り付きました...

そんな気がしたんだよなぁ、そんな方法はテフロンフライパン限定だよなぁ、と後悔しながらトングでちびパンから皮を剥がしていると、かつをさんが緑色のスクレイパーを貸してくれました。
何で河原にスクレイパー持ってきてるの！と驚きつつ、有り難く使わせていただきました。
ちなみに、スクレイパーの色が緑だったことには1ミクロンも驚きませんでした。


2枚目の鶏モモは熱したちびパンに投入。



こちらはこびり付かずに綺麗に焼けました。
ネットの情報は盲目的に信じないで、よく自分の中で噛み砕いて自分の経験に照らして利用するべしという、ネットリテラシーの重要さを感じた瞬間でした。


続いてもう一品ちびパンで焼きます。



砂肝のコンフィと言います。
先程の鶏モモもコンフィです。

なぜ河原でコンフィか？

河原デビューの時、ワタシはパロインで皆さんに食べてもらえなかったモツ煮と、炊飯器で作る真空調理のローストポークを持っていきました。
その時、皆さんに美味しいと言っていただいて嬉しくなり(調子に乗ったともいう)、河原ではこれからも炊飯器de作る真空調理を食べていただこうと思ったのです。
真空調理は真空パックのまま河原に持ってこれるので保存が効き、朝家を出る時に河原セットと一緒に持っていって、職場から直接河原に行く時にも好都合なんですね。
結局、職場から河原に行ったのは最初の1回だけですが。

で、調べた結果、コンフィも炊飯器で真空調理できるというのが分かったのです。
ちなみに、コンフィは真空調理した時点で火が通っているのでそのまま食べられるのですが、先日購入したちびパンを使ってみたいという理由で焼いてみました。

つまり、コンフィが美味しいから皆さんに食べて欲しいとかそういう事ではなくて、炊飯器de真空調理で下ごしらえしたものをちびパンで仕上げたかったのでコンフィにしたという、本末転倒料理なのです。

あ、コンフィというのは、

コンフィ（フランス語：confit）はフランス料理の調理法であり、各種の食材を風味をよくし、なおかつ保存性を上げることのできる物質に浸して調理した食品の総称である。主に南西フランスで用いられる。コンフィにする食材は肉と果物であることが多く、肉の場合は油脂を、果物の場合は砂糖を用いて調理するのが通例である。密閉して冷所に保管すれば、コンフィは数ヶ月の保存に耐え、さらに繰り返し再加熱することにより保存期間を延長することができる。コンフィは食物を保存するための最も古い方法の1つで、類似の調理法はヨーロッパの他地域や中東、北米でも見られる。
※出典：wikipedia

というものです。
オサレ料理を知らない読者諸兄と、5か月前のkatsumushi、よーく覚えておくように。

それから、炊飯器de真空調理メニューは、今のところコンフィでネタ切れです。


ここで、時計の針を鶏モモをジュウジュウいわせているところまで戻します。

土手の上の方から

「おーい！おーい！」

という子供の声が聞こえました。

ヤバい！どこかの子供にロックオンされた、警察に通報される！
（まぁ、悪いことしてるわけではないので通報されたらされたで、ネタ的には面白いのですが）

と思った月裏メンバーは皆無で、「あ、あの親子が来たな」と皆直ぐ察しました。

705さんです。

河原まで母子で来ちゃう705さんもパワフルですが、お兄ちゃんがまたいいキャラクターしてるんですよ。
705さんとはパロインで初めてお会いして、redさんとグルキャンした去年12月のC&Cでも偶然一緒になってご挨拶させていただいたのですが、長男君、redさんに会うなり

「よお、久しぶり」

とご挨拶して、いきなりredさんにおんぶ。
redさんも、

「おお、大きくなったなぁ」

と返事。
何だ知り合いだったんだ、と思ってredさんに聞いてみたら、

「会うの初めてだけど。」

redさんいい返しするなぁ(笑)

そんな長男君、キャンプでは友達は現地調達するそうです。
素晴らしい！
そのスキルをそのまま生かし、大きくなったら山ガールを現地調達しちゃってください。
あ、その時はkatsumushiオジサンを呼ぶのも忘れないように。

705さん兄妹の妹ちゃんからは八高線焼きというお菓子を頂きました。
すぐ食べちゃったので写真はありません(汗)
美味しかったです、ごちそうさまでした。

翌日は学校があるという事で、705さん親子は30分程で帰られました。
次に来られる時はご馳走させてくださいね。


705さん親子がが帰られた後も、なにげない会話をしながら時間が進んでいきます。
話の流れは忘れてしまいましたが、ワタシが「人見知りなんで・・・」といったところで小鳥さんがモノ申し気味に

「俺、人見知りって嫌いなんだよね」

この発言でまず誤解しないでいただきたいのは、小鳥さんは人見知りの人が嫌いなのでは無いという事。
あまり自分から発言しないワタシに話を振ってくれたりして、むしろ人見知りをほっとけない人です。

小鳥さんが言いたいのは『人見知りを免罪符として使うのは、良くないじゃないの』というコトなんです。

これにはドキッとしました。
思い起こせば、確かにワタシ、これまで『人見知り』って言葉を自分に都合よく使っていたなぁと。

「私、人見知りなんです」

という時の言葉の裏には

「自分から話しかけるの苦手なのでフォローしてください」

という気持ちが無かったと言えば嘘になるでしょう。
これって他力本願で、極端に言うとズルいですよね。

「私、老眼なんです」　老化現象だから仕方ない。
「私、高所恐怖症なんです」　怖いものは仕方ない。（あ、でも訓練で直るのかな？）
「私、足の小指の爪死んでるんです」　別に黙ってたら分からないんだからほっとけ！
　※全てワタシに当てはまること

これらは、本人の努力だけではなかなか改善が難しいですね。

対して、
「私、人見知りなんです」
は、本人の気持ちの持ちようで何とかなるんじゃないかなと。
事実、人見知りと言ってる人も、仕事モードでは初対面の人ともコミュニケーション取れてるのではないでしょうか。
それに、自分の事人見知りと言い続けてると自己暗示にかかってよけいひどくなりそうです。

というワケで、これからは自分の事『人見知り』というのヤメます。

何と、河原で飲みながら自己啓発しちゃいました！
あ、車なので飲んですらいなかった。



このあと、物欲41号さんからFielderの道具紹介ページの掲載アイテムをフライングで聞いて先取り気分に浸ったり、物欲ブログのコメント欄を開けてみる気まぐれを聞いたり、物欲ブログの慰安旅行 to A***や日本最大級のキャンプイベントの記事に見事引っかかったと言ったら、sonic-zさんに「文体真似してるくせに、そこが読めないようじゃ物欲フリークとしてはまだまだ」とたしなめられたりしたところでお開きの時間となりました。





いつも通り、片づけをして落し物が無いかチェックして解散。
次回の河原飲みまでに、楽しい事がありそうな予感がするとかしないとか...

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